北永井にあるお店「重松」

入間郡三芳町北永井
2004.5.9 (日)



 重松流が北永井に伝えられたのは、いつのころかははっきりしませんが、明治元年に
北永井に生まれた人が晩年書き残した「思い出かきあつめ」という書き物の中に「私が
15.6の時であった。所沢から人形のついた立派な花車を借りてきて1里(約4km)もある
村の狭い街道を引き廻ったことがある。・・・所沢町のハヤシの指導者重松さんを頼んで
来て、毎晩森田甚太郎さんの庭を借りて稽古を始めた。」とあり、明治15.6年頃重松流
の創始者古谷重松から直接伝習を受けたことがわかります。
                                     HP 三芳の郷土芸能より

 この資料をもとに森田甚太郎さんの庭を探しに北永井に向かった。
北永井囃子保存会の元会長さん達のお話を聞きましたが・・・庭を発見できず・・・しかし、
重松についてかなり詳しく店名を「重松」にしたほどのお方にお会いすることができました。



北永井にあるお店「重松」  
元北永井囃子保存会会長がオーナーです



本格的な彫物もあり立派な入り口には「重松」と・・・
北永井山車の重松人形の考案者もここのオーナーだそうです。
重松に関しての資料もかなりお持ちのようです。
興味のある方は一度訪ねてみては・・・



 北永井囃子保存会の方々ご協力ありがとうございました。
写真・文章に問題がございましたらご連絡下さい。









































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