「お囃子講習会」で、講義と囃子披露をしていただいた「墨江町囃子連」をご紹介します。
墨江町囃子連は、青梅のお祭りの中心地であり、シンボルともいえる住吉神社のお膝元にある
「住江町(すみえちょう)」の囃子連で、その表記は、ちょっと粋に「墨江町」と、また、町内も、お祭り
の日に限って「宮本」と名乗っています。
囃子連の創設は、終戦の年。そのころ、住江町では、お祭り好きの若者たちが集まって、青年団
の活動の一環としてお祭りを考えるようになっていたのですが、日本が最も苦しい時期であっただけ
に、盛大にお祭りを楽しもうという企画を実現するには、かなりの努力が必要だったようです。そこで、
まずは、山車は持っていたものの、囃子連を持たなかった町内に囃子連を作ることを呼びかけ、また、
自分たちは、同じ市内の千ヶ瀬町までお囃子の技術を学びに出かけました。
住江町では、そんな熱い思いが綿々と受け継がれ、今日のお祭りへとつながってきています。
さて、墨江町囃子連のメンバーは、どの顔をとっても個性的。そして、何よりも、「お祭りバカ」といっ
てしまってもよいほどにお祭りが好きな人たちです。年に一度のお祭りの日に、最も粋でいなせで威勢
のよいお囃子を披露し、心からお祭りを楽しんでいる姿をお見せしています。
墨江町囃子連HPより
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