墨江町囃子連


 2006.3.12 (日)

前田囃子保存会会長挨拶
まず、今回の「お囃子講習会」の主催者の前田囃子保存会をご紹介
いたします。
【 前 田 囃 子 保 存 会 の 歴 史 】
昭和6年ごろ、前田の青年数名と東神森稲荷神社の関係者とが、
原町囃子連より囃子を習得し、毎年9月3日の東神森稲荷神社の
例祭に境内神楽殿にて囃子を奉納していた。
昭和12年(1937)日中戦争勃発、16年(1941)には太平洋戦争に突入し、
若人たちも逐次軍隊に招集され囃子は中断された。
 昭和21年(1946)春、町内青年団を中心に本郷出身の相沢善作氏が
音頭をとり、前田囃子連が結成され、
前田・原町・本郷・平松の諸先輩から囃子を伝授された。
同年9月原町の屋台(屋根が市松模様のもの)を借り、
初めて秋まつりに参加した。
 昭和45年(1970)7月「前田囃子連」を改組し
「前田囃子保存会」として現在に至っている。
 また、昭和45〜46年に狭山市下諏訪囃子連に
平成になって日高市原宿囃子連に若狭流囃子を伝授している。

                             前田囃子保存会HPより


墨江町囃子連会長挨拶


「お囃子講習会」で、講義と囃子披露をしていただいた「墨江町囃子連」をご紹介します。

墨江町囃子連は、青梅のお祭りの中心地であり、シンボルともいえる住吉神社のお膝元にある
「住江町(すみえちょう)」の囃子連で、その表記は、ちょっと粋に「墨江町」と、また、町内も、お祭り
の日に限って「宮本」と名乗っています。

  囃子連の創設は、終戦の年。そのころ、住江町では、お祭り好きの若者たちが集まって、青年団
の活動の一環としてお祭りを考えるようになっていたのですが、日本が最も苦しい時期であっただけ
に、盛大にお祭りを楽しもうという企画を実現するには、かなりの努力が必要だったようです。そこで、
まずは、山車は持っていたものの、囃子連を持たなかった町内に囃子連を作ることを呼びかけ、また、
自分たちは、同じ市内の千ヶ瀬町までお囃子の技術を学びに出かけました。


 住江町では、そんな熱い思いが綿々と受け継がれ、今日のお祭りへとつながってきています。

 さて、墨江町囃子連のメンバーは、どの顔をとっても個性的。そして、何よりも、「お祭りバカ」といっ
てしまってもよいほどにお祭りが好きな人たちです。年に一度のお祭りの日に、最も粋でいなせで威勢
のよいお囃子を披露し、心からお祭りを楽しんでいる姿をお見せしています。

                                                墨江町囃子連HPより




「祭の歴史・青梅の祭り」に関しての分かりやすく講義してくださいました。
お囃子講習会映像 (22秒)
お囃子講習会音声(講習会後半収録6分30秒)



お囃子講習会実技偏 曲の解説・面の紹介のあと生演奏
お囃子講習会映像 (48秒)



囃子実演 面 「外道」
映像 (37秒)



囃子実演 面 「岡崎」
映像 (28秒)



囃子実演 面  「空吹き」
映像 (48秒)



囃子実演 面 「天狐」
映像 (29秒)



囃子実演 面 「狸」
映像 (48秒)



囃子実演 「屋台」 演奏で締めくくり
映像 (34秒)



豪華な面も展示 




前田囃子保存会・墨江町囃子連の方々講習会お疲れ様でした。
映像・写真・音声・文章等に問題がございましたらご連絡下さい。