新井町山車の歴史


2005.3.26 (土)

1950年(昭和二十五年) 市制施行祝賀記念の際に、熊野神社境内に分解され保管されていた山車を
組み立て祭に参加。牛に山車を曳かせる。当時は所沢市下新井であった (写真:沿革史より)


新井町山車

旧村落部であるが、昔から山車を所有していた。新井町は伝統的に囃子連の盛んなところで、
多くの師匠級の人が輩出している。そして何れも古社熊野神社の氏子である。
山車の製作年代 明治十六年完成という
製作者 棟梁 鈴木三蔵
この人は安政三年生まれで、製作時は未だ二十六歳という。宮大工の得意な人であった。
彫刻師 甲田良作
この人は入間川に居住し、甲田近江守源高寿と名乗り彫刻の名人で、所沢周辺の神社建築
に多くの優秀な作品を遣す。

構造 唐破風屋根、脇障子、勾欄付・間口九尺 奥行十二尺
彫物 唐破風懸魚、雲流丹頂鶴、欄間・波千鳥、中欄間・菊水。
    他に脇障子等に彫刻あり
材料 檜材
製作費 不明
                                          重松流祭囃子沿革史より


1950年(昭和二十五年) 市制施行祝賀記念 


1968年(昭和四十三年)明治百年記念し、山車格納庫を作る


1986年(昭和六十一年)山車腰廻りの彫り物を製作



1987年(昭和六十二年) 山車改装工事記録(新井町山車内部に掲載)




1999年(平成十一年) 山車改装工事記録(山車格納庫内掲載)
2005年3月26日(平成十七年)現在の山車 さくら祭の準備


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